今年で3年目を迎える避難所設置訓練を、8月24日(日)~25日(月)にかけて実施しました。
今年は1年生8名、2年生6名の計14名の生徒が参加しました。
まずは昨年に引き続き、本校に避難指定を受けている自治会のみなさん、またPTA役員の方々と一緒に防災訓練を行いました。
避難してきた際に混乱がおきないよう、避難場所やトイレなど校内の案内を行い、また段ボールのパテーションで部屋作りなどを行いました。
その後、五條消防署に協力してもらい、生徒や自治会、PTAの方々、職員で応急措置や、心肺蘇生、AEDなど救命訓練を行いました。家庭であるもので簡易担架を作ったり、実際にAEDを作動させるなど、普段できない体験に生徒達だけでなく、大人も真剣に参加していました。
その後、ペール缶を使用した火起こし体験やダーク&ライト体験などを行いました。明かりのない普段とは少し違った生活に、生徒達も電気のありがたみや万が一にに備えた心の準備など行っていました。その後、避難所生活の体験として学校に宿泊しました。
次の日は、被災地の現状を学ぶため、朝から五條市大塔町へ向かいました。災害がどのように起きたのか、また生活はどのようなものだったのかなど映像 を交えて、説明していただきました。また実際に土砂災害が起こった現場を見ると、自然がもつパワーに圧倒され、多くの生徒が自然の恐ろしさを感じていまし た。
また、その様子が奈良新聞や読売新聞などで取材され、翌日の朝刊に掲載されました。さらに、テレビの取材もうけ、こちらは9月3日17:58~の「ゆうドキ!」(奈良テレビ放送)で、放送される予定ですので、ぜひチェックしてみてください!
今回で3回目を迎える避難所設置訓練。PTAや地域の方々、また消防署、大塔町の皆様、多くの方々にご協力いただき無事に終えることができました。 また今も広島県では、大雨による自然災害が発生し大変な状況が続いています。普段の備えなど、災害を見つめ直す、良い機会になったのではないかと思いま す。