2月4日(木)、5.6時間目に多目的室で、認知症サポーター養成講座が行われました。
まきの苑から9名の方に来ていただきました。
超高齢化社会の現代、五條市でも、3人に1人が高齢者という現実です。
身近な問題でもある「認知症」について、正しく理解し、認知症の人や、その家族を見守り、支援するにはどのように接したらいいかということについて学びました。
「3日前の夕ご飯を思い出そうとしても思い出せない。心の中が、もやもやといやな気持ちになります。これは、認知症の人がいつも感じている気持ちです。どのような言葉がけをしていけばいいかな。」
など、認知症の人の気持ちが大変理解しやすい内容の講義でした。
また、どのように接したらいいのかといった内容では、~波平さんが認知症になったら~という「サザエさん」の寸劇を行っていただきました。
グループワークでは、サザエさん一家は、波平さんにたいしてどのような行動をとったらよかったのか。について話し合いました。
意見が書かれたホワイトボードを見ていると、みんなの優しい心の部分が見えてとてもうれしい気持ちになりました。
今回の講義は、認知症について正しく理解することはもちろん、相手の気持ちを考えることの大切さを知る良いきっかけになったと思います。
最後に、認知症サポーターの証である、オレンジリングをいただいて記念撮影を行いました。ありがとうございました。