令和元年8月26日(月)五條中学校で防災教育訓練を実施しました。
防災教育訓練を通して、災害時に地域と共に適切な行動を取れるようにすることを目的に実施しました。
午前中は、平成23年9月に起こった紀伊半島大水害で被害を受けた大塔町を訪れました。
そこで、五條市役所危機管理課の方から被災の様子の説明を受けました。その後、慰霊の碑で献花を行い、犠牲になられた方への黙祷を捧げました。
午後からは、地域の方々にも参加していただき、五條中学校会議室で救命救急訓練を行いました。
救命救急訓練では、奈良県広域消防組合 五條消防署の課長から、緊急時における心肺蘇生法や、AED装置の使用方法などについてご指導いただきました。また、五條市役所危機管理課の方から、防災マップづくりについてお話を聞いた後、地域の方々と共に、自分たちが住んでいる地域の水害時の危険場所や避難場所を確認しながら、防災マップをつくっていきました。その地図を見ながら、「伊勢湾台風(1959年)の時は、ここまで水がきたんやで。」と地図を指し示して、中学生に水害の恐ろしさを語って下さっていました。
最後に、参加した生徒たちは、感想文を書き、1日の振り返りを行いました。
この防災教育訓練でお世話になった皆様方、お忙しい中、本当にありがとうございました。