生徒達の活動: 2016年2月アーカイブ

2月24日(水)

1、2年生を対象に、北方領土講演会が開催されました。

 

北方領土の一つである国後島ご出身の

古林 貞夫さんより、約1時間の講演をしていただきました。

なかなかない、本当に貴重な機会でした!

 

古林さんのご講話

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厳しい寒さながら、本当にのどかで自然豊かな国後島の瀬石(せせき)でお生まれになった古林さん。

そんな古林さんの生活が一変したのが、昭和20年の終戦に伴うソ連軍の北方領土侵攻でした。

 

その後、本当に大変な紆余曲折を経ながら、長きにわたって返還運動に携わっておられるご経験をお話しいただきました。

 

 

また、根室市役所の北方領土対策課に勤務されている

松崎 誉先生

からは、戦前の北方領土の写真をご紹介いただきました。

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根室市は世界でも非常に珍しい、

「行政区の一部に領土問題を抱えている都市」であり、

北方領土問題に非常に深く関わっておられます。

古林さんとともに問題の解決を強く願っている姿を、生徒も私たちも目の当たりにしました。

 

 

北方領土返還運動から70年。

深く関わっておられるお二人からも、「まだまだ解決にはたくさんの課題がある」というお話がありました。

 

同じように領土問題を深く見つめ、周囲に正しい知識、認識を発信できる五中生であってほしいですね!

 

質問をする生徒

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古林さん、松崎さん、貴重なお話を本当にありがとうございました!

お礼を言う生徒

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 2月4日(木)、5.6時間目に多目的室で、認知症サポーター養成講座が行われました。

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まきの苑から9名の方に来ていただきました。

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超高齢化社会の現代、五條市でも、3人に1人が高齢者という現実です。

身近な問題でもある「認知症」について、正しく理解し、認知症の人や、その家族を見守り、支援するにはどのように接したらいいかということについて学びました。

「3日前の夕ご飯を思い出そうとしても思い出せない。心の中が、もやもやといやな気持ちになります。これは、認知症の人がいつも感じている気持ちです。どのような言葉がけをしていけばいいかな。」

など、認知症の人の気持ちが大変理解しやすい内容の講義でした。

また、どのように接したらいいのかといった内容では、~波平さんが認知症になったら~という「サザエさん」の寸劇を行っていただきました。

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グループワークでは、サザエさん一家は、波平さんにたいしてどのような行動をとったらよかったのか。について話し合いました。

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意見が書かれたホワイトボードを見ていると、みんなの優しい心の部分が見えてとてもうれしい気持ちになりました。

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今回の講義は、認知症について正しく理解することはもちろん、相手の気持ちを考えることの大切さを知る良いきっかけになったと思います。

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最後に、認知症サポーターの証である、オレンジリングをいただいて記念撮影を行いました。ありがとうございました。

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