学校紹介: 2021年5月アーカイブ

　「シトラスリボンプロジェクト」とは、コロナ禍で生まれた差別、偏見を無くそうと、愛媛県の有志の方々が始めた、特産の柑橘にちなんだシトラス色のリボンや専用ロゴを身につけることで「ただいま」「おかえり」の気持ちを表すプロジェクトのことです。

　五條市でも、ウイルスに感染された方々や医療従事者をはじめとする感染のリスクを顧みず私たちの暮らしを支えてくれている方々に、「ただいま」「おかえり」と言い合えるあたたかいまち五條市でありたいという思いで、このプロジェクトに取り組んでいます。

　五條中学校でもプロジェクトに賛同し、前年度に続いて、今回は５月１７日に市人権総合センターの職員の皆さんからお話を聞いた後、１年生がシトラスリボン作りに取り組みました。

それぞれの教室で作り方を教わりました。

職員の方に聞いたり、友達同士で教え合ったり

みんな真剣です。

２年生と３年生が結んだたくさんのリボンは、

手書きのメッセージとともに、医療従事者の方々に届けられる予定です。

4月12日（月）五條中学校出身の、元巨人軍選手の鈴木康友さんから、後輩である生徒達に講演がありました。

プロ野球選手として、厳しい環境の中努力を続けたこと。

自分の病気（血液のがん）のこと、またそこから得た学びや感謝の気持ちを伝えたいと考えていること。

指導者になって大切にしていることがある。それは

Ａ「当たり前のことを」Ｂ「バカにしないで」Ｃ「ちゃんとする」

この３点は安全面でも、勉強でも、日々の生活で何をする時でも通用するものである。

そして、このすばらしいふるさと五條を大切にして欲しいという思い。

いろいろなお話を聞かせていただきました。

生徒達からの質問コーナーでは、勝負に臨む時の心構えなどについてアドバイスをいただきました。

鈴木先輩、貴重なお話をありがとうございました。