3月18日、平成27年度卒業式が挙行されました。
卒業生36名は、晴れ晴れとした姿でしっかりと卒業証書を手にし、
五條小学校を巣立っていきました。
式を終え、みんなで過ごす最後の教室の一時は、サプライズの連続。
まず一つ目は、保護者の方から子どもたち一人一人へのお手紙です。
開いた瞬間こぼれる子どもたちの嬉しそうな微笑みと涙。
負けじと、次は子どもから保護者の方へのプレゼントとメッセージを。
お母さん、お父さんはうるうるです。
その光景に、してやったり、とご満悦の担任でしたが・・・
そこへ「ぼくたちからも先生へ!」と、子どもたちが一輪一輪花を持って
担任の先生の元へ。「君たちに限ってそれはないと思っていましたが・・・
そんな教育をした覚えはありません、先生の教育に背きましたね。」
と切り返す担任ですが、嬉しさは隠せませんよ~(笑)
そして最後は先生からのお手紙(先生は泣きませんよ、と前置きして)です。
この学級の子たちと過ごした2年間に思いをはせ、時々言葉に詰まりながら、
「今日でお別れなんて正直もったいない、君たちがもっとゆっくり成長して
くれたらいいのに、と思うよ。」と先生。じっと聴いているみんなの目からも
ポロポロ涙がこぼれます。「別れには2つある。絶望で先が真っ黒な別れと、
希望の光で先が真っ白の別れ。今日のみんなのように。」
このあと、とどめにもう一つ先生の口から衝撃のサプライズがあるのですが
・・・それはナイショ。
お別れは淋しいものだけど
前を向いて進もう
前方にしか未来は無いのだから
卒業、おめでとう。