色鮮やかな笹飾りとともに全校174名一人一人の願いを込めた短冊が
体育館に並びます。今年の七夕集会は、6年生が広島で学んできたことを
発表する平和集会とセットで行われました。それもあってか、高学年が
書いた短冊には、世界の平和や幸せへの願いが多く綴られています。
当日は多くの地域の方々にお越しいただき、子どもたちの活動や発表を
ご参観いただきました。七夕集会では、図書室司書の西村さんから
七夕のお話の読み聞かせをしていただいたあと、縦割りグループで、
一人一人が自分の願いを発表しました。1年生から6年生までが一つの
輪になって、それぞれの思いを聴き合いながらつながりを深めました。
続いて6年生による平和集会では、広島への修学旅行で学んできた
戦争の悲惨さ、平和の尊さを、グループそれぞれのテーマに沿ってまとめ、
発表しました。低学年の子にもわかるように工夫をしたり、「なぜ戦争は
なくならないのだろう」という大きなテーマに自分たちそれぞれの考えを
述べたりと、大変立派な発表をすることができました。
また、地域の新井貞子さんをお招きし、五條で起こった空襲の実体験と
平和への熱い思いを語っていただきました。
平和を願う6年生たちの歌声と、朗読が体育館いっぱいに響き渡ります。
そして、そんな平和な世界を築いていくのは自分たちなんだという思いを
確かにした、七夕・平和集会となりました。