毎年1月14日に五條大津の念仏寺陀々堂にて執り行われる鬼走り。
室町時代から約530年一度も欠かさず行われているこの火の祭典は、
国の重要無形民俗文化財に指定されています。
数年前から地域の大切な伝統文化の後継者を育てていくことを目的に、
鬼はしり保存会によって「子ども鬼はしり」が実施されています。
今年も本校の児童も含めた市内小中学生たちが立派にその務めを
果たしました。
衣装から、鬼の所作、各役回りの動き等、すべて実際の儀式通り。
堂々とやり終えた子どもたちの表情は誇らしさに輝いていました。
この子たちによって、500年の歴史は更に次の世代へと受け継がれて
いくことでしょう。