7月16日(火)の午後2時から多目的ルームで、五條消防署の方を3名招いての救命講習が行われました。
まず、「あなたにしか救えない大切な命~君の瞳とともに~」という動画を見ました。
心臓突然死で命を奪われた方々にスポットを当てたもので、見ていてとても悲しくなりました。
続いて、消防署の方々による、救命措置の講習です。
倒れている人を見かけたときの最善の方法を教えてくださいました。
胸骨圧迫の正しい方法を教えていただき、グループに分かれて実践!!
「1人2分やってみましょう!!」
と言われ、実践してみましたが・・・大変でした。
1分間に100回~120回しないといけないので、計算すると200回~240回!
今回は2分でしたが、救急隊が来るまで続けないといけません。
近くに人がいる場合は、「あと◯回で交代お願いします!」と言うのも大切だということも教わりました。
最後に、AEDの実践です。
AEDは自動体外除細動器といって、電気ショックを与え、心臓のけいれんを取り除く機械です。
「電気ショック=止まった心臓をもう一度動かす」というイメージがありましたが、実際は、「けいれんした心臓のままだと、胸骨圧迫で全身に血液を送ることができないので、けいれんを取り除く」というものだと知ることができました。
胸骨圧迫をしている間、急いでAEDを指定の箇所に貼り付け、電気ショックを行います。
今回は訓練なので音だけですが、実際は人が軽く跳ね上がるぐらいの衝撃だそうです。
夏休みは水に触れる機会がグッと増えます。
事故に遭わない、遭わせないように、ご家庭でもこどもたちにお話ししていただけたらと思います。