10月26日に、市役所の危機管理課の方に来ていただき、平成23年に起こった紀伊半島大水害について出前授業をしていただきました。
今から12年前、五條市大塔町では3日間で、900m lを超える大雨が降りました。
その結果、大塔町では深層崩壊が起こり、大規模な土砂災害が起こりました。
たくさんの方が被害にあわれ、自衛隊や消防署の方々が救助にあたりました。
危機管理課の方の話を子ども達は真剣に聞いていました。
出前授業では、自分たちが生まれるより前に、五條市で大きな災害があったことを知ることができました。
そして、10月31日に、紀伊半島大水害の被災地を訪れました。
写真で見ていた光景を実際に目の当たりにして、子ども達は、
「え!?ここが崩れたん!?」
「あんな上から崩れたん!?」
と、その被害の大きさにとても驚いている様子でした。
現地では、当時救助活動をされた消防署の方から、その時の様子を教えてもらいました。
出前授業で災害について学び、そして実際にその被災地を訪れた子ども達。
自然災害の恐ろしさと、防災の大切さを学ぶことができました。
学習の振り返りでは、
「避難指示が出たら、必ず避難しようと思った。」
「自分の命も家族の命も守りたいと思った。」
という声が聞かれました。
今回の出前授業や被災地見学を通して、学んだことや感じたことを、これからの生活で生かしていってほしいと思います。