今年で阪神淡路大震災より30年となり、1月17日(金)には本校でも防災について考えました。
朝のセレクトタイムでは放送集会を行い、阪神淡路大震災についての話をききました。
実際に震災を経験したことのない子どもたちですが、話を真剣に聞く姿がみられました。
そして、被災された方に思いを寄せ、心をこめて黙とうを捧げていました。
また、今日の給食では水やガスが使えないことを想定した防災献立が提供されました。
常温保存できる汁物(根菜汁)やミルージュ(ヤクルトの乳性飲料)、そして、器の中に袋をひいておにぎりを作ることで、洗い物を減らす体験も行いました。
普段と違う献立に子どもたちは少し驚きながらも、おにぎりづくりを楽しみながら防災献立を食べ、災害時の「食」についても考える機会となりました。
給食中には、震災当時に神戸で勤めていた音楽の先生がつくった『しあわせ運べるように』という曲を聴きながら食べました。
『しあわせ運べるように』は「子どもたちの歌声で壊れた神戸の街をつつみたい」「生まれ育った神戸の街のために自分ができることは音楽で表現することしかない」という思いからつくられました。
復興の歌として、神戸から日本全国、海外にまで広がっています。