5年生の1学期、総合的な学習の時間では、
野外活動を中心として「豊かで温かい自然」について、学習しました。
2学期からは、反対に「脅威としての自然」について学習し、
災害が起こった時に、自分たちの命を守るにはどうすれば良いのかを学習していきます。
先日、校長先生に、被災から2年を迎えた大塔について色々と教えていただきました。
被災当時、現場で活動されていた校長先生の話はとても分かり易く、強く胸に残りました。
そして本日9月11日、実際に大塔へ見学に行きました。
大塔小・中学校の竹原校長先生から当時の話を聞かせていただきました。
被災直後、どれだけ現場が混乱していたのかや、
土砂くずれのため道路が遮断されたような状況の中で、
懸命に捜索活動などをされていた方の話などを教えていただきました。
竹原先生は「周りの方々の懸命のサポートに本当に感謝した」と話されていました。
次に宇井地区の崩落現場を見ました。
当時に比べると工事車両が通れるようにかなり整備されてはいるものの、
崩落の規模ははっきりと分かる現場を見て、
「これほどだったのか・・・」と言葉をなくす子どもたち。
最後に亡くなられた方と行方不明の方のご冥福を祈って、全員で黙祷を捧げました。