7月11日(金)、平和集会が行われました。
6年生は、広島への修学旅行から学んだことを、「サダコストーリー2014」という劇にして、平和へのメッセージを伝えてくれました。
現在に生きるサダコが、原爆の放射線の影響による白血病で亡くなったサダコと同様の経験を通じて、戦争に対する強い憤りと、平和でありたいという願いを持つようになっていくというストーリーです。
とてもよく練習された劇は、小学生のレベルを遙かに超えて、訴えてくるものをズンズンと感じることができました。
最後まで、1年生の子どもたちをも引き込むことができたこの作品は、とてもすばらしいものでした。
同じ年の少し前の8月8日は、北宇智小学校にとっても忘れ去ることができない出来事がありました。小学校の校舎が空襲を受けて、教師や子どもが犠牲になりました。
同じ空襲で、北宇智駅に止まっていた列車にも被害があり、多くの人が亡くなりました。
このような劇や話を聞きながら、子どもたちは平和について少しでも理解が進んだことと思います。
イラクやイスラエルなど最近のテレビニュースでは、まだまだ悲劇的な映像が流れています。日本のとる道は、本当に正しいのでしょうか。難しいことではありますが、8月8日を前にしてぜひお家の方でも話し合っていただきたいと思います。