先週の中頃、突然筆者(岸本)のメールに、「イギリスからの訪問者を受け入れてほしい。」との連絡が入りました。発信者は、北宇智小学校がイギリスの学校と交流をするときにお世話になっているジャパンソサイエティという団体の担当者です。事情はさておき、早速受け入れの段取りを始めました。
そして、昨日12日にイギリスのチョップウェル・プライマリースクールの校長先生をはじめ先生3名と5年生と6年生の子どもたち5名が、本校に来校しました。
5年生の教室では、校長先生がミニ英語レッスンをしてくれました。今日の曜日と今日の天気のルーレットのような教材を5年生全員が作り、発表をしました。なかなか英語で文字を書くのは難しいのですが、イギリス人の子どもたちがお手伝いに入ってくれて、全員仕上げることができました。
6年生とは、音楽のリズムの学習にチョップウェルの子どもたちが参加しました.3種類のリズムを組み合わせて合奏をする授業でしたが、子どもたちはともかくイギリスの先生達が日本の音楽授業のやりかたに目を丸くして楽しんでくれました。イギリスの小学校には音楽専任先生がいなくて、このような高度なことをしていないということでした。
そして、給食体験、掃除体験などもしました。イギリスとは給食のシステムが全く違うし、掃除などは子どもはしません。どれも、新鮮な体験であったようです。その後は、イギリスの学校のことについて校長先生が話をしてくれました。5,6年の子どもたちはとても真剣で興味深げに話を聞き、熱心に質問をしていました。「イギリスに行きたくなった人は?」と尋ねると、ほぼ全員が手を上げていました。
時間の制約があり、十分な交流とまではいきませんでしたが、両校の子どもたちにとって素晴らしい体験になったことと思います。