みんなでドラムを叩いて仲良くなろう。今年も、ドラムサークルが開かれました。円形に並んだ参加者が、ドラムサークルとは、手で叩くジャンベなどのハンドドラムやウッドブロックやシェーカーなどの小物打楽器を、ファシリテーター(案内人)の指示に従って即興的に演奏するものです。最初はファシリテーターの指示で多様な演奏の仕方を学んだ後、徐々に参加者自身で演奏を進めるようになってきます。
北宇智小学校では、3年前よりドラムサークルを取り入れて「なかま作り」を行ってきました。音でコミュニーケーションを取り合うということは、お互いの音を聞き合うこと、つまり受容、配慮などの力が必要になってきます。自分勝手は演奏が進むにつれて自然になくなってくるのです。ドラムサークルをするようになって、子どもたちは劇的に変化しています。友だちの気持ちを理解しやさしく接しようとする子が増えているのです。
終了後に、子どもたちは口々に「またやりたい。」といっていました。北宇智小学校の文化的活動として継続していけるといいですね。