だんだん気温が上がってくるこの時期になると、北宇智小学校では雪が降り始めます。辺り一面に、白いふわふわした綿毛のようなものが舞い始めるのです。近くのがまの穂かなとも思ったこともあったのですが、そうではありませんでした。裏山のある木から舞い降りてきていたのです。
調べてみると、「ドロの木」か「マルバヤナギ」あたりのヤナギの仲間だと言うことがわかりましたが、特定しかねています。ヤナギは水辺を好むと言われますが、木があるのは雑木林です。詳しい方がいれば教えてください。ヤナギは、花をつけたあとの実を綿毛であちこちに飛ばそうとするのですが、その綿毛が舞い降りてきたということで、北宇智小学校の風物詩となっています。ただ、あちこちに舞い降りた種が芽を出すことはかなり難しいようです。