北宇智小学校には、校舎ができたときに設置された池があります。そこには様々な生き物が見られ、一つの生態系となっているのをご存じでしょうか。このように、生態系となる池のことをビオトープといいます。
ビオトープでは、新しい生命の誕生や食物連鎖が見られます。こうして、命が循環していき、その存在が持続されるわけです。
今、メダカたちが盛んに活動しています。卵を産み、子メダカたちが生まれるのですが、全てが成長するわけではありません。同居している金魚のエサになることもあるでしょう。生き延びたメダカが親になり、また新しい生命を育みます。
睡蓮が咲いています。その傍らで、糸トンボたちが交尾しています。また、水面近くでは、飛んでくる昆虫たちを捕食しようと、クモが巣を仕掛けています。
子どもたちにも、そんな様子を楽しみながら観察してもらいたいと思います。興味のある方は、ぜひ1度のぞいてみてください。