9日(水)に、新聞を活用する教育(NIE)の出前授業が行われました。読売新聞奈良支局の支局長である早川保夫さんに講師として来ていただき、「新聞の役割」や「新聞の読み方」について学びました。
「情報はライフライン」であり、新聞が大災害のときに被災者が最も必要としていたもののひとつであったことや、正確な情報を「早く」「正確に」伝えるために、1枚の新聞作成にたくさんの人が関わっていることを教えていただきました。また、新聞の読み方については、「見出し」に注目することや、その中で目に留まった記事を読んでみることなど、「読み方のコツ」を教えていただきました。
早川さんからは、「新聞を活用して世の中を知ることで、『社会に出るための準備運動』をしてほしい。」「小さなことにも『疑問』をもち、考える習慣をつけ、その考えを『言葉』にして深めてほしい。」など、好奇心をもってチャレンジすることの大切さを教わりました。
その後、全員に一部ずつ用意していただいた新聞を使って「見出し」から気になる記事を見つけ発表し合ったり、児童の夏休みの思い出を記事にした「はがき新聞」について講評いただいたりしました。
今日の授業を通して、新聞に興味をもち、社会を見る目、「見方・考え方」を学ぶきっかけになりました。