3年生: 2023年2月アーカイブ

本校の3年生は、総合的な学習の時間にふるさと学習として、

鬼走りについて学習しています。

そこで、2月6日(月)の5限目に

鬼走り保存会会長の辻本さんと、茶鬼役の赤阪さんが

出前授業をしに来てくださいました。

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そして、鬼走りの歴史や役割について学ばせていただきました。

今年で538回目をむかえた鬼走りは、室町時代から続く伝統行事です。

毎年、奈良県五條市の阪合部地区にある念仏寺の陀々堂で行われます。

鬼走りは、1995年に国の重要無形民族文化財に指定されました。

鬼のイメージとして、「こわい」「悪い」などのマイナスイメージをもっている

児童がたくさんいましたが、鬼走りの鬼は、全国でも珍しい「いい鬼」だそうです。

鬼走りは、「無病息災」や「五穀豊穣」を祈願するために行われています。

 

鬼走りで使用する鬼の仮面や松明(たいまつ)などの道具を持ってきてくださったので、

とても迫力があり、児童は興味津々で、話に夢中でした。

授業後、およそ60kgほどある松明を触らせていただくなど、

貴重な体験をさせていただきました。

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鬼走り保存会の方が一番大切にしていることは、「鬼走りを伝えていくこと」だそうです。

歴史あるこの伝統行事を、これからどのように受け継いでいくのかが最大の課題だそうです。

授業後の振り返りでは、鬼走りが行われる阪合部地区の児童だけでなく、

野原地区や西吉野地区の児童も、

「ぜひ、来年は鬼走りを見に行きたい。」と感じていました。

ちなみに来年の鬼走りは、

令和6年1月14日(日)です。

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