12/15に本校の辻本先生から「障がい者から学ぶ」というテーマで
お話がありました。
第一部は、中村久子さんの伝記をスクリーンでわかりやすく学びました。
3歳で病気のため四肢切断になり、10歳で母から「着物をほどきなさい」
と課題を出され、何度も失敗しながら成功させたときの嬉しかったことや
20歳に見世物小屋に売られ働き、41歳でヘレン・ケラーに出会うなど、
波乱の人生を生きた内容でした。
第二回は、15歳で亡くなった山田康文くんと母との「詩」の朗読です。
康文くんは、脳性麻痺で生まれ明日香養護学校で向野先生と綴った
「ごめんなさい おかあさん」という詩を聴きました。
第三部は、人権作文から「水泳でいた人」の朗読です。
作者が実際に体験した作文です。片腕がないのに必死になって泳いでいる
人を見て、作者は感銘を受けると共に、自分のふがいなさを感じて努力
する大切さに気づいたという内容でした。
集会後、生徒たちは教室で振り返りの感想文を書き、人権や生き方について
しっかり考えることができました。