本校では,総合学習として,地域の特産物である柿を育てて収穫し,販売まで行っています。
今日は今年1年間育ててきた柿の収穫日でした。
校長先生と園芸委員長から諸注意とお話があった後,柿農園まで全員で移動します。
全員荷物を抱えて坂道を上ります。学校から徒歩1分。
坂の上に,地域の柿農家の方からお借りしている柿農園があります。
農園の木には,こんなに鮮やかで美味しそうな柿ができていました。
さあ,収穫です!
全員で協力して,どんどん収穫していきます。
収穫が終わったら,次は選果です。
1つ1つの柿の重さを量り,決められた規格サイズに当てはめ分けていくのは思った以上に大仕事です。
しかし,商品として販売する以上,ミスは許されません。みんな慎重に,かつテキパキと動いてくれていました。
数学でも,国語でも,理科でもない授業。いつもとは違う勉強に,頭はパンク寸前です。
選果が終了し,最後は園芸副委員長が締めてくれました。
副委員長の後ろに積み上がった箱が,今年1年間の努力の成果です!
西吉野の柿といえば,とても有名な特産物ですが,それを支える柿農家さんが普段いかに苦労されながら柿の栽培をされているのかを知る機会になったと思います。この写真の中の生徒から将来柿農家になる人も出てくるかもしれませんね。
自分たちの住む地域を知り,その地域の人たちに支えられていることを知り,そして今度は自分が地域を支えられるよう成長していってもらいたいと思います。