2017年7月アーカイブ
7月12日(水曜日)、避難訓練を実施しました。
2時間目の授業が終わったあとの休憩時間に、地震が発生したという
設定で行いました。
その後、地震が原因となる火災が発生し、グランドへ避難する訓練を
行いました。
とっさの時にどういう行動をとることができるのか、自分の行動をみつめ直す
きっかけとなったのではないでしょうか。
避難終了後、水消火器で消火体験をしました。
大切なのは、まず「火事だ!」という第1声を大きな声で叫ぶことです。
そして、消火器の使用方法のポイントは
「き ほ ん 」 の3文字
き・・・ き色のピンを抜く
ほ・・・ ほースを持つ
ん・・・ んと力をいれて押す(体重をのせて押す)
ということです。
そして、火災発生時に煙が充満する教室を仮定した煙体験を行いました。
↑ お昼の時間帯の教室で煙りが充満した状態です。
体験の煙は人体に影響はありませんが、「体験の煙の中でも
移動することがかなりむずかしかった」という感想を書いた人が
たくさんいました。
いざという時に、自分の命を自分で守るためにも訓練で学んだことを
忘れないで下さい。
6月16日・17日に和歌山県日高少年自然の家で野外活動学習を
実施しました。
日高少年自然の家に行く前に、稲むらの火の館に行って防災学習を
行いました。
「稲むらの火」とは、1854年の安政南海地震津波の時の出来事をもとにした物語です。
村の高台に住む庄屋が地震の揺れを感じたあと、津波ややってくることに気付き、
村人たちに津波の危険を知らせるために、刈り取ったばかり自分の田の稲のたば(稲むら)に
火をつけました。
火事と思って消火のために高台に集まった村人たちは、津波から守られたという
内容の物語です。
津波シミュレーション、3D津波映像シアターなどでお話を聴かせていただいたり
稲むらの火展示室を見学しました。
その後、日高少年自然の家に行き、カヤックやカヌーのマリン活動をしました。
野外炊飯をしたあと、キャンドルファイヤーで楽しみました。
翌日はカヤックで洞窟まで行きました。
帰りのバスもみんなで楽しい会話をしながら学校に帰ってきました。
充実した2日間でした。