西吉野中学校: 2016年5月アーカイブ
5月18日(水)に本年度の柿の栽培実習の取り組みの摘蕾を全校生徒で行いました。
摘蕾とは・・・・蕾(つぼみ)のうちに花を摘み取って、開花する花数を減らす剪定(せんてい)作業
の1つです。
咲かせたい花数を厳選することで、株の栄養が消耗されることを防ぎ、
実る果実を大きく、おいしく育てることができます。
まず最初に奈良県南部農林振興事務所農業普及課の方から、講話をしていただき、
そのあと各班に分かれて実習農園まで移動しました。
実習園では、地元で柿栽培をしている方から、摘蕾の仕方の説明をしていただきました。
しっかりを説明を聞いたあと、各班で2本の柿の木の摘蕾実習をしました。
班で協力をして、声をかけあって作業をしています。
「枝の先の方は、まだ摘み取ってないから、脚立使おうよ」
「この木の作業は終わったから、次の木の作業をしようか」
など、あちこちから班の連携プレーの声が聞こえました。
摘蕾の作業のあとは、各班で担当を決めて柿の観察をしていきます。
夏には摘果実習、11月には柿収穫と選果、そして販売、2月には剪定作業、3月には施肥を行います。
柿作りの奥深さを改めて知って、やりがいもパワーアップしました。
5月11日(水)から2泊3日で沖縄に修学旅行に行ってきました。
1日目は、糸数アビチラガマ、平和の礎、平和祈念公園を訪れ、そのあと民泊体験をしました。
(平和の礎にて)
戦争の悲惨さを改めて感じ、恒久平和を深く祈念しました。
その後、民泊への入村式です。昨日作った、手作りの柿の葉寿司をお土産に持ってきました。
4軒のお家で民泊体験をさせていただきます。「よろしくお願いします。」
(入村式です)
2日目は、午前中は民泊での体験学習、午後からは全員集合で宿泊先のホテルの
プライベートビーチでマリンスポーツ体験です。
(送り出していただきました)
離村式です。「お世話になった民泊のみなさん、ありがとうございました。」
時間は短かったですが、長い間いたような感じで、離村するのがさびしかったです。
心のこもったお見送り、感謝、感謝でいっぱいです。
2日目の宿泊先のホテルの1棟を貸し切りです。
シュノーケリング..「きれい。」「色が鮮やかやなあ」
ロケットボード...「ジェットスキーで引っ張ってもらってま~す」
「迫力満点」「海の色がすごくきれい」
カヤックです。ペアと息を併せるとすごく進みます。
前で漕いでいる人と後ろで漕いでいる人では、漕ぎ方が違うんですね。
一番右のカヤックは先生艇ですが・・・・・
3日目、最終日はパイナップル園、嘉手納基地、首里城などの見学と国際通り散策です。
(首里城です)
この3日間を通して、人のつながりのすばらしさを、人のあたたかさを心から感じました。
そして、人の命の尊さを深く心に刻みました。
たくさんの思い出とつながりを持って、西吉野中学校に帰ってきました。「ただいま~」
5月10日の火曜日、地元の方に来ていただいて、2年生と3年生が柿の葉寿司作り
や柿の葉寿司の歴史を教えていただきました。
柿の葉寿司は五條の代表的な伝統的食文化の1つです。昔の人たちの食に関する知恵
や工夫を知って、身近なものを生活に役立てるきっかけとする体験学習です。
前日から園芸委員のメンバーが先生と共に準備をしてくれていました。
教えていただく方からの説明を集中して聞いているところです。
酢飯をいくつかに分けて、ごはんの型をとりました。これが、柿の葉寿司1個分のごはんです。
いくつ並んでいるでしょうか。
たくさんの柿の葉寿司が作れそうです。
いよいよ柿の葉に包みます。柿の葉の向きをまず考えてから包むのがポイントです。
さあ、いよいよ仕上げの時です。1つ1つていねいに、そして心を込めて作りました。
3年生は、明日からの修学旅行の1泊目の民泊でお世話になるお家へのお土産として
持っていきます。
私たちのふるさとの食文化を通して、沖縄の方たちとの楽しい時間がまた1つ増えそうです。