西吉野中学校: 2017年3月アーカイブ

３月１７日、1年生の職業調べ発表会を実施しました。

ひとり一人が自分の興味や関心のある職業について調べました。

出席しているかたにわかりやすく伝わるように工夫をして発表をしました。

発表後には質問タイムがあって、どんな質問にも答えられるように

それぞれのノートメモにはたくさんの調べたことが書かれていました。

2年生には職場体験学習もあるので、「仕事」や「職業」についての

思いが高まっていっています。

３月１３日、地域の方に来ていただいて、１年生と２年生の３学期のお話会がありました。

６名のかたに来ていただいて、お話を聴かせていただきました。

お話を聴かせていただいているとあっという間に時間が過ぎていきます。

その後の生け花教室では和風と洋風の生け花を教えていただいて、文字通り

卒業式に花を添える心のこもった生け花であふれています。

３年生の思い出に残る卒業式にしたいですね。

卒業式を間近に控えた３年生との時間があとわずかになってきました。

今日は、毎週月曜日に開かれている全校朝の会で、記念撮影をしました。

来週の全校朝の会には、３年生は卒業しています。さびしさを感じながらも

３年生といっしょに記念撮影を楽しみました。

その後は３年生送る会の企画でのスポーツで全校での時間を楽しみました。

全校で４チームに分かれて競技し、時間の過ぎるのを忘れてしまう程、熱中しました。

３時間目からは、３年生は３年間過ごした学校内の奉仕作業をして、

１、２年生は卒業式の会場準備に取り組みました。

奉仕作業の終わった３年生の教室は、貼っていた掲示物も少なくなっていて

卒業への日が近くなっていることを改めて感じました。

学校から見える山には色鮮やかな梅の花が咲いています。中学校の中庭にも

梅の花が満開に咲いていて、梅の花の香りがいっぱいです。

見渡す限り、西吉野の春を身近に感じます。

そんな春の日に、全校でダンス発表会を実施しました。

全部で１０チームのダンスの発表がありました。

チーム名も趣向をこらしていて、ダンスの発表がより楽しみになっていました。

曲に合わせて、見ているメンバーもかけ声を出したり、手拍子をしたり、

全校で大いに盛り上がりました。

西吉野中学校は、ダンスでも春でいっぱいです。

３月７日、２年生が５月の修学旅行に向けて、沖縄について調べたことを

発表しました。

沖縄の歴史、伝統文化や食文化、現在のようす、ゆかりのある人物や動物、

そして命の尊さと平和がいかに大切かについて発表しました。

それぞれの発表が終わったあとには、感想を述べて、考えを書きました。

訪れるところのことをよく知ることが、より有意義な修学旅行になるのですね。

３月４日に西吉野コミュニティセンター、５日に城戸五新線跡地で

全国にある未成線の中の「６つの未成線の利活用による地方創生」について語る

「国土政策フォーラム　ｉｎ五條」が開催されました。

４日はプレゼンやパネルディスカッションも行われ、５日は五新線跡地に

往復１ｋｍの木レールが敷かれ、ミニ列車を走らせるイベントも行われました。

西吉野中学校の卒業生もイベントスタッフとして参加をして

盛り上げてくれていました。

五新鉄道は、明治末期、五條市から十津川、新宮市までを結ぶ鉄道建設への思いが高まり、

昭和12年(1937)から着工されました。吉野川に橋がかかり、生子のトンネル貫通まで

至りましたが、太平洋戦争が始まり資材の不足等の理由で、工事は中断されました。

戦争が終わり、工事が再開され、昭和34年(1959)に五條－城戸間の道路部分が完成して、

鉄道を敷く工事を残すのみとなりました。

しかし、経済などの変化によって、五新鉄道は中断されました。

その後バス専用道路として開業されましたが、2014年9月30日をもって運行を終了し、

10月1日に廃止されました。

西吉野中学校区には、その面影を感じることができる場所がいくつもあります。

そういう遺構を大事に未来につないでいきたいです。