12月10日
「人権をたしかめあう日」 の取り組みに関わって、6年生が「戦争と平和」について学び、考えてきたことを全校集会で発表しました。
広島への修学旅行に向けた事前学習と、修学旅行での平和資料館見学や被爆体験の聞き取りを通して、戦争の悲惨さと平和の尊さを学んだ6年生。
修学旅行から帰ってきてから、戦争へ至る歴史や、史上初めて核兵器が使用された太平洋戦争のこと、空襲のこと、核兵器の仕組み、広島・長崎の被害、戦後の核不拡散に向けた国際社会の取り組みなど、グループごとに様々な本やインターネットを使って深く調べた内容を、下級生にわかりやすいように工夫して発表しました。
戦後60年以上が過ぎて直接その時代を体験した人も高齢となり、残された写真、資料の無機質なデータの羅列から現代の子ども達が戦争や原子爆弾の本当の悲惨さを知ることは難しくなりつつあります。
集会の終わりに、6年生が平和に対する思いをこめた短歌を発表しました。
世界の平和をめざして私たちができることは何だろうかと6年生が精一杯考えた短歌は、きっと小さな学年の子ども達の心にも残ったことでしょう。
世界中 争いなどが おこらぬよう 平和を祈り 折る千羽鶴
当たり前 そう思っていた 生活が 平和なことに やっと気づいた
戦争と いじめは変わらぬ 教室の 血は流れぬが 心の叫び