6月3日(月)
全校朝会でした。
「次は校長先生のお話です。」
という司会の言葉におもむろに現れた二人の演奏家。
なんでも沖縄の楽器を演奏し、先生方が歌うという・・・
クラシックギターが前奏を奏で、
蛇の皮が張られた三線がはじかれると
先生方の美しい声で「涙そうそう」が始まりました。
6月は沖縄を考える月です。
お父さんが沖縄戦に巻き込まれた田場先生からの話を聞きました。
寝ているお父さんを起こそうとそばに行くと、
反射的に沖縄拳法でたたかれたり蹴られたりしたそうです。
無防備に寝ている間も敵に身構える習慣が離れなかったのだそうです。
そのくらい命と死とがとなりあわせだった沖縄の戦争。
「戦争」という言葉の反対は「無関心」だという人もいます。
心を寄せ、考え続けることが大切だと思います。