3月11日(水)
みなさん、いかがお過ごしですか?
今日は東日本大震災の日です。
全職員、最初に黙祷を捧げました。
これを書いている時間はちょうど津波が来た頃の時間です。
あの日、授業を終えて職員室に降りてくると、
テレビのなかで、畑やハウスが黒い津波に覆われていくところでした。
よもや現実とは思えず、ましてそこにさすがに人はいないだろうと
思い込んでいましたが、2万人以上もおられたと後に知り、
どうしようもない無力感におそわれました。
翌年、気仙沼を訪ね、ほんの少しだけボランティアにも参加しました。
夏の光に輝く水面は、あんなに凶暴になるとは
全く思いもつかない海でしたが、そのとなりには
まるで柔らかい物ででもあったように、ぐにゃぐにゃになった
車や建物ががれきとなって積まれているのでした。
心の傷はいかばかりか。
すごすごと帰ってきましたが、
「ここで見たことを伝えるのが仕事ですよ。」
と言われたことは忘れていません。
でも、今日の写真は先生立ちのお昼の様子です。
みんな、お弁当作りが上手になっていくようです。