毎年、5年生が卵から育てたヒメタイコウチを市内のビオトープで放虫する活動を続けています。
ところが、今年はことのほか産卵の数が少なく、うまく育てることができませんでした。
奈良県の「特定希少野生動物」に指定されている昆虫だけに、その生息環境の希少さと共に人工飼育の難しさも体感できたのではないでしょうか。
この日は、奈良県からの許可の下、ビオトープ内でヒメタイコウチを捕獲し観察しました。
このビオトープでは、多数の生息が確認でき、児童たちはヒメタイコウチが実際に生息する環境を知ることができました。
また、京都府立大の中尾先生からは、ヒメタイコウチが生息できる五條市の環境がかけがえのないものであることを教わりました。