念仏寺陀々堂の茅葺き屋根が、50年ぶりに葺き替えられています。
次は、30年後ぐらいになりそうだというので、文化財課を通じて、5,6年生で見学させてもらうことになりました。
昨年度、竪穴住居を復元した際、茅葺きにチャレンジしましたが、陀々堂のものはプロの職人さんの手によるもので、60cmもある重厚さに圧倒されました。
今回は、ヨシとカヤ(ススキ)を50%ずつ混ぜて使うそうです。
来年の鬼はしりは、葺き替えの終わった真新しい陀々堂で行われることでしょう。
今から楽しみです。
阪合部小学校: 2017年7月アーカイブ
今年度は、日本赤十字奈良支部からお二人の講師をお招きし、着衣水泳の講習会を行いました。
本校では、3年生以上対象に行っています。
まずは、服を着たままプールに入り、そのまま浮く練習や泳ぐ練習をしました。
さらに、空のペットボトルを浮き輪に見たて、ラッコのように浮く方法も試みてみました。
実際は、水筒のようなものでも可能だそうです。
夏休み中は、子どもたちだけで川や池に近づくことはしないよう、ご家庭でも注意喚起をお願いします。
今年も、夏休みのプール開放に先立ちまして、PTA主催の救命講習会を行いました。
五條消防署から、2名の隊員をお迎えし、「胸骨圧迫」や「AED」などによる心肺蘇生の手順を学びました。
保護者の皆様も、熱心な連係プレーを磨き上げ、とても頼もしく感じました。
今年も、図書スペースの前に設置した七夕の笹に、一人一人の願いを書いて取り付けました。
夜は、月空でしたが、彦星や織姫は見えたでしょうか。
夏休みも指折り待ち遠しい時期となりましたが、みんなが健やかで過ごせますように。
阪合部文化会館に阪小の児童たちの人権啓発ポスターが掲示されています。
7月中、ご覧いただけるそうなので、お子さんのものが選ばれているようでしたら、是非、お立ち寄り下さい。
6年生は、広島方面の修学旅行を終えて、そこで学んできたことを後輩たちに伝えるため、その間、ずいぶんと準備に時間を費やしてきました。
最初は、4つのグループから、「原子爆弾」「原爆ドーム」「アオギ」「平和の灯火」それぞれのテーマについて発表がありました。
次は、劇「原爆の子さだ子の願い」を児童全員で熱演しました。
女の子は、もんぺ姿や看護師に扮した衣装で、より臨場感をかもし出していました。
最後は、全員で「青い空は」を合唱しました。
それぞれの発表に、最後まで緊張感をもってのぞみ、戦争のない平和を願う気持ちがよく伝わったと思います。
約1ヶ月あまり、卵から孵したヒメタイコウチを5年生で育ててきましたが、なかなか餌付けも難しく、脱皮をしてなんとか育ったのが2匹でした。
そして、いよいよその2匹を、京奈和自動車道沿いにあるビオトープに返す日がやってきました。
実は、5年生児童たちにとっても、自然のヒメタイコウチがどんな場所に生息しているかを見るのは初めてです。
事前の許可申請を行った上で、生息状況調査も兼ね、実際に、ビオトープ内で採集にチャレンジしてみました。
湿地に長靴をもぐり込ませながら、おそるおそる足を進めていくと、やがて「おった!」という一人の声を合図に、みんが夢中に水辺をのぞき込み始めました。
そのあと、京都府立大学の中尾先生から、奈良県の「特定希少野生動物」に指定されているその希少さについて説明も受けました。
このヒメタイコウチを保護していく活動は、毎年、阪小の5年生によって引き継がれていきます。
カモフラージュの得意なヒメタイコウチをさがしています。
【問題】この写真の中にいるヒメタイコウチを探してみて下さい。
自分たちで育てたヒメタイコウチをビオトープに返しました。