阪合部小学校では、文科省の「小規模校における協働学習を活性化させるためのICT活用事業」を進めていると共に、五條市「創意工夫を生かした特色ある学校づくり支援事業」では、他校に先駆けたプログラミング授業を研究しているところです。
そうした取組にあたっては、奈良県教育委員会からも様々な形で支援・指導を受けているところですが、この度、人型ロボットPepper(ペッパー)を本校に連れてきていただきました。
文部科学省が2017年3月に公示した新学習指導要領では、2020年から小学校でのプログラミング教育の必修化が盛り込まれています。
近未来、AI(人工知能)、スマートロボットなどが普及する時代に生きていく子どもたちにとって、Pepperはとても身近な学習機会になると思われます。
今回は、すでにPepperに導入されているアプリを使って、ラジオ体操や九九の学習など、学年に応じて楽しむことができました。
子どもたちにとって、AIやプログラミングを身近に感じてもらえる一歩になればと思っています。
阪合部小学校: 2017年11月アーカイブ
11月14日(火)午前11時、武力攻撃などの発生に備えた、全国瞬時警報システム(Jアラート)を用いた訓練が全国一斉に行われました。
本校でも、1階のできるだけ窓ガラスから遠い場所を2ヶ所設定し、低・高学年に分かれて避難することにしました。
障害者のオリンピックとしては4年に一度「パラリンピック」が開かれていますが、聴覚障害者は他の障害に比べて身体>能力が高いという理由で参加が認められていません。しかし、バレーボールのような集団競技において、意志の疎通が重要となってくるため、オリンピックのようなレベルの高い大会への出場は困難になります。そこで、聴覚障害者の世界規模スポーツ大会が開催されるようになり、「デフリンピック」と呼ばれています。
今年は、デフリンピック日本代表男子バレーボールチーム監督鹿谷明生さんをお招きし、デフリンピックで好成績を収めている日本代表のお話をうかがいました。選手2名も一緒に来校していただき、子どもたちと一緒にバレーボールを教えていただきました。競技中、コミュニケーションが重要となるポイントをうかがいながら、楽しいひとときを過ごしました。
この日は、保護者の皆様に加え地域の方々にもご参加いただきました。
6年生の総合学習では、ふるさと学習「中遺跡の人々の生活を探ろう」に取り組んでいます。
昨年は、竪穴住居を復元しましたが、今年は、中遺跡から多数出土している弥生土器をモデルに土器づくりに挑戦しました。
野焼きは、温度調整が難しく、部分的に割れてしまう土器もありました。
そんなに分厚くない弥生土器を上手に焼き上げている中遺跡の人々の技術に、あらためて驚きました。
できあがった土器を使って、3学期には「食」にチャレンジしてみようと思っています。
今年も、地域のご高齢者や児童の祖父母をお招きして「ふれあい集会」を開催しました。
この日のために、阪合部地区老人クラブの方々が、どんぐりゴマやお手玉、あやとりなどを準備してくださり、「昔あそび」を演出していただきました。
児童たちからは、金管クラブによる演奏、4,5年生による合唱・合奏などを披露し、学校活動の一端を披露しました。
最後にかたたきとお礼のお手紙で、ご来校いただいた皆様への感謝を表しました。
11月3~5日、五條小学校にて、五條市内幼・小・中学校の図工作品や入選書写などが展示されました。
以下、阪合部小学校児童たちの力作です。
2,3年生
1,5年生
4年生
6年生
5年生は、『万葉集』に多く歌われている真土で、フィールドワークを行いました。
あらかじめ、この地を詠んだ万葉集を勉強してきたのですが、この日は、阪合部側に建てられた歌碑を前にあらためて鑑賞しました。
一番の楽しみは、飛びこえ石です。
奈良県と和歌山県の県境を流れる落合川に、岩橋のような場所があります。
飛びこえるのに少々不安だったかもしれませんが、全員、元気に飛びこえて和歌山にたどりつきました。
この後、今日のフィールドワークをもとに、『阪小万葉集』を編纂する予定です。
台風一過、やっと秋らしい青空が戻ってきました。
そして、11月1日から、業前かけ足が始まりました。
月曜日を除いて毎日、始業前に5分間走を行います。
そして、11月30日(木)は校内マラソン大会。
一人ひとり、昨年度よりまた一歩上回った快走を期待しています。