平成27年度からスタートした「小規模校における協働学習を活性化させるためのICT活用事業」は、平成29度で最終年度となりました。
今年度は、3年生の社会科、4年生の算数科、6年生の理科・保健を中心に、TV会議システムを使った野原小学校との協働学習を行いました。
とりわけ、3・4年生は、それぞれの教科から3単元をピックアップし、各単元3時間、合計9時間以上の協働学習で成果をあげました。
子どもたちは、野原小学校の児童たちと共に学習することで、多様な考え方に触れ意見交流できることを目標としてきました。
教員も相手校の先生と共に指導案を作り上げ、授業方法を磨いてきました。
平成32年度から施行される新学習指導要領では、「主体的・対話的で深い学びの実現」いわゆる「アクティブ・ラーニング」の手法が目玉となっていますが、このICT活用授業でもそうした試みを重ねてきました。
この事業は、今年度で終了となりますが、これまで培った授業方法やICT環境がさびつかないよう、各校で活かせていければと思っています。
6年生理科
5年生学活
4年生算数
3年生社会