平成13年、阪合部小学校が新築される際、16個の竪穴住居跡が確認され、石包丁や土器、石器なども多数発掘されました。
縄文晩期から平安時代にかけての複合遺跡で「中遺跡」と命名されています。
今年、6年生のいきいきタイム(総合学習)で、地中に眠る竪穴住居を復元しよう取り組んでいます。
発掘された16個のうちの一番小さい柱穴2m四方のものがモデルですが、それでも柱を立てていくと予想外の大きさにびっくりです。
12月の完成を目指しています。
地域連携: 2016年11月アーカイブ
11月19日、「けん玉で世界をつなぐ」を合い言葉に、けん玉ワールドカップなどを主催するグローバルけん玉ネットワーク代表理事の窪田保氏による教育講演会を行いました。
毎年、土曜参観の日に、地域の皆さんにもご案内を出して人権教育講演会を開催しています。
窪田氏は五條市出身で、青年海外協力隊としてモザンビークに赴任した経験から、日本文化を通した国際理解をテーマに、実演やワークショップなども行っていただきました。
児童に加えて、保護者や地域の方も加わってけん玉にトライしました。
阪小の子どもたちは、けん玉への興味に火がついたようです。
藤岡家住宅の学芸員川村優理先生をお迎えして、5年生は『万葉集』の学習をしました。
少し前に、真土のフィールワークを行ったばかりだったからか、先生のお話にとても興味をもちました。
また、『古事記』には阪合部が「木戸」という名前で登場してくるお話に、ふるさとの歴史を誇らしく感じました。
最後に、一人一人が短歌を作り、発表して先生からご講評をいただきました。
11月7日、地域の老人会の方や児童の祖父母をお迎えして、「ふれあい集会」を開催しました。
毎年、低・中・高学年に分かれて、お越しいただいたおじいさん・おばあさんと一緒に昔遊びをしています。
この日、低学年はどんぐりでコマづくりをしたり、ベッタン(メンコ)て遊びました。
中学年は、けん玉やビー玉を教わりました。
そして、高学年はブーメランや竹とんぼを牛乳パックで作り、体育館で飛ばしてみました。
和やかなひとときでした。
5年生のいきいきタイム(総合学習)では、真土を歌った『万葉集』を学習しています。
和歌山県橋本市と奈良県五條市との県堺にある真土山や真土峠は、阪小の校区にも隣接しています。
この日は、五條市の阪合部側から落合川に入り、万葉の道と呼ばれている「飛び越え石」を渡って、和歌山県の真土地区に入りました。
五條市側にも、万葉歌碑が3つあり、事前に学習した歌に出会えました。
児童たちにとって、一番興奮したのは、やはり飛び越え石でしょうか。
昨夜からの雨で少々増水していましたが、全員無事渡ることができました。
1300年前のふるさとの歴史に触れたフィールドワークでした。