竪穴住居の完成も近づいてきましたが、ここにきて屋根材の「茅」が足りなくなってきました。
これまで寄贈していただいた茅もそうですが、この度も相谷いきいきクラブの皆さんが日曜を返上して、茅刈りに奉仕して下さいました。
そして、この日(12月19日)、高くなった屋根の茅葺きは子どもたちにとって危険なため、相谷いきいきクラブの皆さんが引き継いでくれました。
年内の完成を目指しています。
地域連携: 2016年12月アーカイブ
竪穴住居も、いよいよ屋根の茅ふきに取りかかっています。
当初は、稲刈りした後の稲わらを使おうと考えていたのですが、屋根の表面積に見合うだけのわらを自分たちで準備することに限界を感じていました。
そんな時、相谷いきいきクラブの樫塚さんが、茅の提供を申し出てくれました。
念仏寺陀々堂の屋根の葺き替えに使えないかと刈り貯めていたものだったようですが、その予定がなくなったので、学校に寄付して下さることになりました。
樫塚さんが子どもの頃には、相谷地域にも茅葺き屋根の家が残っていて、その葺き替えを手伝った経験があるそうです。
そこで、茅葺きもご指導いただくことになり、挫折しかかった竪穴住居の復元が再び前進しました。
この様子は、12月6日付の奈良新聞にも掲載されました。
また、同日に、今度は奈良テレビの取材が入り、以下の予定で放映されるそうです。
〇日 時:12月16日(金)17時29分~18時25分
〇番組名:奈良テレビ放送「ゆうドキッ!」いきいきまちだよりのコーナーで放映されます。
(平成28年12月6日付奈良新聞より)