1月17日(金)、午後から武道場にて、百人一首大会が行われました。
百人一首を用いて行う競技かるたの世界を描いた漫画「ちはやふる」。そういった漫画の世界から「百人一首」に親しんだという生徒が多いのではないでしょうか。今年も、元気な声が、武道場から聞こえてきました。
生徒たちにとって、人気の一首は何でしょうか?
「ちはやぶる神代も聞かず竜田川 からくれなゐに水くくるとは」・・・・・
「花の色は移りにけりないたづらに わが身せにふるながめせしまに」・・・・・
いずれにしても、和歌に親しむきっかけになったり、日本文化や伝統、古典に深く接する機会が多くなるのはうれしいものです。
本校では、今年度、図書室経営や国語科教育の充実を図っています。和歌や俳句などを通して、心や自然を詠み、言葉に込められた思いや心情を知ることを深めてきました。
これからも、そういった学習を通して、人間教育にもつなげていければと思っています。
1年: 2020年1月アーカイブ
昨年度の中学1年生が喫煙防止学習で製作した「紙芝居」を小学校に寄贈しましたが、本年度1学期、宇智小学校、阿太小学校でその紙芝居を使って、喫煙防止学習を行ってくれました。
2学期には、北宇智小学校でも、全校集会時の折、「紙芝居」を使って、タバコの害について学習してくれました。
喫煙防止の学習、食育、生活習慣の確立等、小中が連携していくことは、とても大事なことだと思います。
発達段階をふまえながら、小中連携を行うことで、気付きや刺激を生み、それが学習意欲・健康な生活の実行へとつながればと思うものです。
本年度、1年生「喫煙防止学習」の取組のテーマは「私たちに忍び寄る身近な健康被害についてお互いに伝え合おう」です。
また、本年度は国語科の授業の一環で、新聞社の出前授業を行いました。当日の新聞記事を見ながら、記事について説明を受けたり、記者の仕事について聞いたりしました。2学期末には、カンテレ出前授業で、報道記者の方から、「インタビューや伝える」ということについて、大切なことは何か、どう伝えるのか等について、深く学びます。
その学習を基礎にして、グループでPR動画を作成し、1月30日の参観日にレポート発表を行う予定です。取り上げるテーマは、喫煙の他、飲酒・薬物依存・ゲーム依存・SNS中毒・食品添加物・熱中症となっています。
今日的課題について、1年生がどう切り込み、どんなことを調べ伝えるのか、楽しみです。
教科の学習が、このように、様々な分野で活かされることは、「確かな学力」につながることであり、学年の取組が、学校全体の学習向上になると感じています。