10月中旬から1ヶ月間、2年生の保健体育の授業で「柔道」授業を履修しています。平成24年の学習指導要領の改訂で中学校保健体育科の授業で「武道」が必修化されました。「武道」については、その学習を通して、我が国の伝統と文化を尊重するとともに、自らを律し、相手を尊重する態度を養うことなどが目的とされています。
武道である柔道の基本精神は、「礼に始まり礼に終わる」にあり、道場への入場時、また練習や試合の前後には必ず「礼」を行ないます。柔道は、日本が発祥であり、礼儀を重んじる厳格なルールに則ったスポーツでもあります。また柔道は、相手がいないと何も成し得ません。日々の練習の中、あるいは試合の中で切磋琢磨(せっさたくま)しあう相手がいて、初めて自分自身を高めることができます。そのため試合においては、相手への敬意を表すために心を込めて礼をします。
授業では、基本的な「受け身」と「寝技」を学んでいます。