2年生が10月13日(金)に、3名の講師(今井勲氏:クラフト館、丸谷一夫氏:うちの薬局・畠山亮平氏:JTB西日本)をお招きして、「働く人々に学ぶ」学習会を実施しました。将来の進路について考え、3学期の職場体験学習に繋がる貴重なお話を聞くことができました。
≪クラフト館 今井様≫
昔は「店にて来てもらってお客さんに商品を売る」という事でよかったが、今は「売る為にどうすればよいか」を考える時代である。例えば、新聞に公告を入れるだけで宣伝になった時代から、ネット、ライン、SNS、フェイスブック等、自分で工夫をしていかなくてはいけない。仕事をする上で、大切な事は
〇情報発信をしていく。
〇どの職種職場でも、自分の居場所は自分で作っていく。コミュケケーションをとる事で、その居場所は作られていく。
〇地域の活性化が大切。若い人の力が地元を盛り上げる。
≪うちの薬局 丸谷薬剤師様≫
なぜ薬剤師になったのか・・・違う職業(造園業)にあこがれていたが、受験に失敗して現在の仕事についた。君たちはこれから、将来の事を真剣に考えていくと思うが、失敗を恐れず色々な事にチャレンジしてほしい。H24年から薬剤師も大学6年制になったが、それは仕事が高度化してきたから。大きなミスはないが、大切な命をあずかる仕事でもあるので、3人で薬のチェックをするなど気を配っている。
≪JTB 畠山様≫
〇高校の時、添乗員さんの仕事を見て「これだ!」と思った。
嫌な事は誰にでもある。けれど、自分は何をしている時が楽しいか、どんな時やりがいを感じるかを考えれば、苦しさも乗り越えられる。その気持ちが、仕事を決める上での基準になると思う。旅行会社の仕事は、「感動・夢・楽しみ」を与えられる事である。大切な事は・・・
※地元から日本の良さを世界に発信する事。
※さまざまな文化を受け入れる、理解する気持ちを持つ事。違うものを拒絶しないで、受け入れる心の広さを持ち、文化の違いを知る事が大事。また、働く目的も人それぞれ。その人それぞれの価値を認め合う事。おすすめの旅行先は、北海道、沖縄、シンガポールかな。様々な文化人種の共存が最高。