6月27日(水)期末テスト1日目、生徒が下校した後、五條警察署の方々のご指導、ご協力のもとに、「不審者対応訓練」を実施しました。
≪目的≫
1 非常事態に対して、迅速かつ的確に行動できるようにする。
2 自己及び他人の生命・身体の安全を図ることの重要性を理解する。非常時における自己や他人の所在確認の重要性を知り、機敏な連絡を行う。
3 不審者侵入に対する意識を高め、予防に対する心構えを持つ。
①玄関で対応。
②理由がはっきりしないまま校内へ入ろうとする。
③止まろうとせずに、階段を上がっていく。
④様子がおかしいので、数名の職員で対応し、校長室へ入るように促し説得。
⑤制止を振り切り生徒棟へ行こうとするので、生徒棟へ行かないように対応。
(サスマタや机・板等を持って対応)
⑥警察が到着するまで対応を継続する。
≪反省と研修≫
〇近づきすぎると危険である。
「3歩半」離れて対応を心がける。
〇トラブルになった時点で通報するのが望ましい。
〇「刃物を持っている!」等、大声で周りに知らせることが大事。
〇校内放送等を使って、情報を共有するということが大切。
〇その時、その時の判断がとても重要であり、各自がその判断ができるように日頃から訓練しておくことである。
〇犯人は一人とは限らない。複数かもしれない。一人を確保しても、校内点検(潜んでいないか・ 負傷者はいないか・壊れた所はないか等)を怠らないようにしてほしい。
〇固定電話で通報してもらうと、位置が特定できるので対応がしやすい。
(携帯電話でもよいが、通報者の位置確認に少し時間がかかるかもしれない)
≪サスマタを使った訓練≫
実際に、サスマタの使い方を指導していただきました。どんな凶器を持っているかわからないし、取り押さえるというのではなく、警察が到着するまでの対応と考えてほしい。
犯人に向かっていくのではなく、身の危険が及ばないように対応し、行動してほしい。