7月11日(水)畿央大学、健康栄養学科の永澤健教授に来校いただき、トレーニング効果を引き出す食事と熱中症予防について、お話を聞きました。
≪話の内容≫
1 運動効果を引き出す食事
2 筋肉の作りの栄養学
3 真夏の水分補給法
≪要点≫
〇筋肉は水分が80%、残りのほとんどはタンパク質 ⇒タンパク質は筋肉の材料
筋肉づくりには肉や魚、大豆、乳製品をしっかり食べることです。
『筋肉への運動の刺激⇒タンパク質を摂る⇒筋肉量の増大』
〇運動をする直前、お腹がすいている時におすすめの食べ物は? ⇒バナナ
消化がよく、早くエネルギーになる。
〇プロテインをとるだけでは、筋肉量はアップしません。
筋肉量をアップするには、運動の刺激と筋肉の材料のタンパク質が必要だ。
〇マラソン選手が試合の数日前から多く食べる必要のある物は・・・
⇒ごはんや糖質などの炭水化物
筋肉の糖質の貯蔵量が増えて、長時間の競技に有利になります!
〇運動効果を引き出すには、食事バランスを整えること!
〇運動後は、できるだけ早く食べよう。
〇「捕食」で、不足する栄養をとろう。
捕食例 |
〇真夏の1時間の運動中で最大どのくらい汗をかく?
⇒2ℓ
大量に汗が出る・塩分も出る⇒脱水症状になる・運動能力低下・集中力低下・足がつる
〇のどが渇く前に、こまめに水分を補給しよう!
コップ1杯の水分を、のどが渇く前に飲むこと!
(スポーツ飲料等、塩分も補給する事)
たくさんの質問がでました。
聞きたいことや疑問を先生に教えていただきました。
◆バナナが苦手ですが、何がいいですか? ⇒「おにぎり」でもいいよ
◆おにぎりの具材は何がいいですか? ⇒「シャケ」がいいかな。「肉」の佃煮みたいなものでも。
◆スポーツ飲料かなかったらどうしたらいいですか? ⇒梅干しとかもいいですよ。
水1ℓに1gの塩とか、お茶に塩も。