3年生は、1学期に行いましたが、1,2年生の公開授業を11月19日に行いました。
県教育委員会指導員及び市教育委員会指導主事の助言のもと、市内道徳研究会会員も参加し、共に研究協議を深めました。
≪1年生≫
〇主題:「温かい人間愛の精神と思いやりの心を」
〇本時のねらい
・いくつかの場面から、思いやりのある行動とは何かを考えさせる。
・相手の立場になり、自分自身の言動について考えさせる。
・思いやりの大切さを理解し、時と場に応じた言動をとろうとする態度を考えさせる。
フラフープを使って・・・人差し指に乗せて動かそう・・・うまくやるには・・・
相手とのタイミングを合わせて・・・
周りの人を良く見て・・・
自分ならどのような言動をするか考えよう・・・違う班の意見を聞こう・・・そして、多様な考えに触れよう・・・
「思いやり」ってなんだろう?・・・いくつかの場面を想定し、自分がどのような言動をとればよいのか。他の人の意見を聞く中で、他者の存在を意識しかかわりの大切さに気づく。相手の立場に立って物事を考える。このような授業は、何よりも、担任教師の明るく優しい雰囲気が、真剣に話し合い理解しようとする空気を作り出していると感じました。日頃の人間関係づくりが垣間見えた授業でした。
≪2年≫
〇主題:「ぼくのニセモノをつくるには」
〇本時のねらい
・他者と比較するのではなく、自己を振り返ることで自己肯定感を高める。
・一人一人には、それぞれの良さがあり、唯一無二の存在であるという自尊心を育てる。
振り返った自分史を、クラスのみんなと共有してみよう・・・
自分を振り返るのは楽しい・・・
いつも明るい友達に苦手なものがあって、意外だった・・・
友達から自分の印象を聞けて嬉しかった・・・
好きなこと、嫌いなこと、得意なこと、苦手なこと、人それぞれですが、全て人をつくる大切な要素です。自分を振り返るのは難しくて、辛いこともるかもしれませんが、目を背けず、一人一人が自分自身を好きになれるように頑張りましょうね。
生徒との年齢が一番近い担任教師、だからこそ、悩みも苦しみも一番の理解者だと感じます。様々な心のひだに寄り添い、共に成長していこうとする担任のまなざしは、生徒が心を開く力になっており、自分を大切にしようと思う気持ちにつながっていると感じた授業でした。
≪研修の様子≫