平成20年3月28日に中学校学習指導要領の改訂を告示し、新学習指導要領では中学校保健体育科において、武道・ダンスを含めたすべての領域を必修とすることとしました。
武道は、武技、武術などから発生した我が国固有の文化であり、相手の動きに応じて、基本動作や基本となる技を身に付け、相手を攻撃したり相手の技を防御したりすることによって、勝敗を競い合う楽しさや喜びを味わうことができる運動です。また、武道に積極的に取り組むことを通して、武道の伝統的な考え方を理解し、相手を尊重して練習や試合ができるようにすることを重視する運動です。≪文部科学省より≫
本校では、ICT機器を活用した授業を行っていますが、保健体育科の授業でも取り入れています。
オリンピックの試合や、実際の技を見ることで、柔道に親しみを持って取り組めるようにしています。
また、動画を見ることで、実際の技をわかりやすく説明ができ、理解することができるように思います。
自然体:体の力を抜き、自然な状態で立っていること。
・自然本体→自然に前を向いて真っすぐ立った状態
・右自然体→自然本体から右足が一歩前に出ている状態
・左自然体→自然本体から左足が一歩前に出ている状態
すり足:移動するときの歩き方であり、足裏を畳にするようにして歩くこと。
「一人ひとりが、安全に、楽しく取り組める」ように工夫をしています。
白い柔道着を抱えて、道場に走って行く生徒たちをみると、"おもしろい""楽しい"という気持ちが伝わってきます。
柔道着のたたみ方もバッチリです。聞く姿勢も、集中しています。
礼に始まり礼に終わると言われますが、相手を敬う心を、畳の上で学び合うことが、この授業を通して身についているように感じます。