11月13日、1年生の社会科において、ICTを活用した授業研究が行われました。指導主事、各小学校の先生方に来校をねがい、研修を行いました。
本校では、本年度より、3小学校と連携し、ICT活用で質の高い授業の展開、並行して、情報モラル教育も充実させていくことで、健やかな成長を推し進めています。
≪文部科学省より≫
教科指導におけるICT活用とは
1)学習指導の準備と評価のための教師によるICT活用
2)授業での教師によるICT活用
授業での教師によるICT活用とは、教師が授業のねらいを示したり、学習課題への興味関心を高めたり、学習内容をわかりやすく説明したりするために、教師による指導方法の一つとしてICTを活用することである。
3)児童生徒によるICT活用
スマホやパソコンの普及により、機器に慣れ親しんでいる生徒たちにとって、こういったICTを活用した授業はより自然で、知識の伝達と言った一方的な学びのスタイルから、質の高い授業を展開するためには効果的なのだろうという、印象を受けました。
生徒の興味関心や学習意欲をより引き出すことで、学びに対して主体的になっていくような活用を今後も行っていければと思っています。
教科書やグラフを大きく映し出したり、興味があるだろう内容を投げかけたり、生徒の意欲と考える視点を見ながら、機器と黒板を使い分け、何よりも、授業者の温かく優しい雰囲気が「楽しい・分かりやすい社会科」を作り出していました。
≪情報モラル教育:文部科学省より≫
情報モラル教育の内容は、次のように大きく2つに分けられる。
1つは、「情報社会における正しい判断や望ましい態度を育てること」である。つまりは「心を磨く領域」として、自分を律し適切に行動できる正しい判断力と、相手を思いやる心、ネットワークをよりよくしようとする公共心を育てることが求められている。
もう1つは、「情報社会で安全に生活するための危険回避の理解やセキュリティの知識・技能、健康への意識」である。健康への意識は、生活習慣の領域だが、昼夜逆転やネット依存など健全な生活を維持することへの悪影響がないよう適切な指導が望まれる。情報化が進み生活が便利になればなるほど危険に遭遇する機会も増える。危険を回避し安全に生活するための知識を身につける必要がある。これは、「知恵を磨く領域」と言ってよいだろう。